ゆっくりさんの観察力は見逃せない

梅雨時期に台風も重なり、じめじめした毎日。
この時期の子どもへのアプローチは、室内活動に絞られるので、難しい保育になりますね。

ある程度身体を動かして、発散させてあげたいところではありますが。時間や場所の制約もあり保育にあたる先生たちも、工夫を重ねています。

興味関心のあることに集中させてあげたいのですが、月齢や個々の特性によって、集中できる時間の長さも異なるので、いつも頭を抱えます・・と話される先生も少なくありません。

先生自体の保育に対する考え方もそれぞれで、クラス全体を見渡すことに主体を置く先生もいれば、ゆっくりさんの子どもをサポートできれば・・と思いを寄せている先生もいます。

「自分が幼稚園の頃、ものすごくスローペースだったので、気持ちがよくわかるので、待ってあげたい・・。」

こんな風に考えていらっしゃる先生もいて、自分の実体験とリンクさせて「気持ち」にシフトしている先生。
大人数の中で、なかなか厳しい現状を踏まえつつ、その子のペースを大切に受け止めています。

待つことの意味

幼稚園やこども園も、それぞれの特色があり、雰囲気は随分違っています。

ゆったり保育を掲げているところもあれば、行事が多くバラエティーにとんでいるところもあり、園での生活といっても、かなりの違いがあるように思います。

入園前に見学に行って、ぜひお子さんの性格にあう園の雰囲気を確かめて欲しいと思います。

永年子どもたちを見てきた中で感じるのは、
「ゆっくりさんは観察力に長けていて、小学校の4年生以降に伸び率が高く、自分の引き出しに取り入れている情報量も多い」ということ。

自分の間合いで、自分なりに整理して、学年が上がると引き出しの情報をどのように使えばよいのかと判断する力が備わっています。

早くできないことは、マイナス面ばかりではありません。

傍にいる大人は、待つことができる忍耐力にも磨きをかけていきましょう!

ボーっとしているようで、しっかり観察している時間。
大人側にゆとりがあれば、その個性を認めてあげることが出来そうですね