受け止め方を学ぶ
ようやく秋の気配を感じる時間が増えてきましたね。
虫の音に耳を傾け、心地よい風を受け、短い秋を楽しみたいですね。
受け止め方を変えてみよう!
ここ最近、「腹が立って仕方がない相手」についての相談者が増えています。
大半の相談者が「腹が立って仕方がない相手」が自分の心の中をほぼ完全といっていいほど支配していて、イライラが収まらずに困っている‥といった様子。
まず、「腹が立つ」とは、怒りの感情が沸き起る、あるいは怒りを感じること・・ということ。
怒りが自分の心の中を完全に支配しているとしたら・・。
それは毎日苦痛の連続だと察することが出来ます。
まさかとは思いますが、腹が立って仕方がない相手を毎日無意識に目で追っかけてはいませんか。
自分から必要以上に観察していたりしていませんか。
腹が立つのに、自分の感情の中に幾度となく登場してしまってはいませんか。
物事には、自分で変えられることと、変えられないことがあります。
相手の思いや行動を変えることは容易ではありません。
どうしても自分のことをわかってもらってずっと一緒に過ごしていきたい・・と、強く思う相手ならなんとかしたい!と思うかもしれませんが、そうでなければ、自分のイライラは自分の受け止め方次第でストレスフリーの状態に持っていくことが可能です。
自分を大切にすること
自分が不快な状態にある場合、自分で改善できないことと自分で変えていけることをしっかり区分けする習慣をつけましょう。
それが自分を大切にする一番の近道。
1日は24時間。
これはどの人にも平等に与えられています。
ならばこの24時間を自分を大切にすることに使ってみませんか。
腹が立って仕方がない相手のことを考えている時間。
あなたは自分を大切に出来ているでしょうか。
自分が幸せな時間を過ごすために、その相手は必要ですか。
相手の性格や行動に不満があっても、それをあなたが変えていくことは残念ながらできません。
自分ではどうすることも出来ない作業に明け暮れるほど、時間は多くありません。
自分の生活を豊かなものにするために、自分ではどうにもできないことに気を取られるのはやめましょう!
反面教師
でも、その相手を通して、自分の中の自分では気がついていない部分に気づくことが出来る場合があります。
人間は完璧な人などいないので、他者を通して自分のあまり見えていなかった一面を見ることが出来ることがあります。
どんな相手でも、今このタイミングであなたと関りがあるのだとすれば、それは自分を見つめなおすための必然なのだと受け止めて、あなた自身が出来ることに時間を使ってみて下さい。
受け止め方を変えるだけで、あなたのイライラは嘘のように解消されますよ。
ぜひ、試してみて下さいね。
ではまた、次回。