環境の変化に強くなる方法

3月の最終日曜日。
桜の見ごろも気になるところではありますが、午前中はしっかり雨模様。

月曜日からはお花見が出来るお天気だといいですね。

まずはセルフチエックから

いよいよ次の土曜日からは4月に・・。
環境が変わる人たちが1年で一番多い時期ですね。

誰でも環境の変化には、多かれ少なかれストレスを受けています。

ですが、あまりこれまでと変わらず過ごしていける人と、かなり精神的に疲れを感じてしまう人に分かれてしまうのはなぜでしょうか。

ヒントは、
「起こった事実だけを受け止める人」と「起こった事実に自分の感情をプラスして取り込んでしまう人」の違いにあります。

「思い込み」
これは自分が育ってきた環境にも大きくかかわっています。

あなたは、自分の物事に対する受け止め方のくせを知っていますか。

起こった事実をもとに、あなた独自の受け止め方に発展させて、自分自身がストレス度合いを最強バージョンへと押し上げていたりしていませんか。

事実は事実のみを把握して、そこに感情をのせる作業をストップさせる術をぜひ知って欲しいと思います。

人によってそれぞれ受け止め方は違う

先日、ある講習会で知り合った方と休憩中にお話する機会がありました。

「今日のお話って、理想ではあるけれど、そんな風にうまく処理できるケースばかりではありませんよね。」
「大半の人がそう思って話を聞かれていたと思います。」
「2時間かけてここまできたのに、少し残念な気持ちです。」

講習は子どもの心理状態を様々なシーンを例に出して、その対処法を解説するといった内容でした。

「○○になってしまった場合、子どもの不安は一気に高まっている」
この部分は事実と受け止めて、その先の対処法は講師の方の受け止め方と違う人も多くいる・・と、言いたかったのだと思うのですが、
◆大半の人がそう思って・・
◆2時かかけてここまできたのに少し残念・・
は、自分がその場で得た情報を自分なりの取り込み方で取り入れた部分ですね。

特に「大半の人が・・」は、物事の受け止め方は全て自分と同じだという前提のもと。

私はいつも、まず事実のみを情報として取り入れることにしています。
そのあと、自分ならどのように対応するだろうかと考えます。

NLPを学んだ私が、一番変化した部分はここだと感じています。

正解に近づく方法は、それぞれが模索しながら進むこと

結論を言えば、模範解答などないのです。
そして100%の正解もありません。

講師の方の進んできた生活の中での対処法だから、その全てを自分に取り込むことなどできないと思っています。
ケースバイケースで、それぞれが考えていくしかありません。

ただ、そんなケースもあるという事実を知ることは、とても大切。
色々な考え方があるという事実を知ったうえで、判断できる力を持ちたいと思います。

環境の変化に強くなるために

まずは、「事実」だけを受け入れることに専念してみましょう。
その事実をもとに、どのように行動すれば、自分らしくいられるかを考える癖をつけてみましょう。

思い込みで、事実ではないことを自ら膨らませてしまうことのないように。

セルフコントロールが上手になると、見える世界が違ってきます。

自分だけでは不安・・という方は、いつでも一緒に伴走します。

新しい環境を楽しんでみましょう!
では、また次回・・。