大谷選手の心理学

今日だけは憧れるのをやめましょう

決勝戦の円陣での大谷選手のコメント。
このコメントの中に、アメリカで頑張り続けている大谷翔平選手の自分軸を見せてもらった気がしました。

人はだれしも、自分の目標をかなえたいと願うとき、模範にしたいものや人に憧れを抱いています。

「あんな人になりたい!」

そう思っている時点で、自分の心理状態は、相手が上で自分が下だと感じています。

でも、こつこつ努力を重ね対戦相手になった時、自分がなんとか最高峰の高みを目指したいと思っているのに
憧れを持ったまま挑んだのでは、勝ち取ることは難しい・・。

メンタル面での大谷選手の一流たる所以を感じずにはいられない場面でしたね。

相手を意識しないということ

私たちの日常でも、相手を意識してしまうことで、精神的にまいってしまうことが良くあります。

自分は何をしたいのか。
どうなりたいのか。

気持ちを自分に向けることで、相手を意識せずに過ごせる場面がいくつもあると思います。

向き合うのは自分。

わざわざ他者を意識する作業を自分で抱え込み、自分自身がつらくなる時間を作り出さなくて大丈夫です。

14年ぶりの世界1奪還を達成した侍ジャパンの戦いの、内に秘めたる軸の部分から、私たちが学べるところが
多くあるように感じました。

侍ジャパン、世界1,本当におめでとうございます。!!