事実を見極める
相手の心情を予測してまで抱え込まない
新年が明けて、1月も後半に入ってきました。
年の初めに今年の目標をしっかり立てた方も、なんとなく年明けを迎えた方も
時の流れのはやさを実感しているかも知れませんね。
寒さも徐々に増してきて、厚手のコートに身を包む日も増えてきました。
寒いとついつい厚着になりがちですが、厚着をすると身動きはしづらくなってしまいますね。
これは外見だけではなく、心も同じ。
なんでもかんでも取り込んでしまうと、身動きできなくなってしまいます。
先日、数名でランチ会をした日のこと。
その中の一人が「相手の真意」に悩んでおられました。
会社で上司からいろいろ言われるたびに、気になって気になって仕方がない・・とのこと。
①「15時までには仕上げ頼むよ」
②「明日の資料は、50部で」
③「優先を考えて進めて」
①については、時間的な制約をかけられると、早くしないと・・と、考えるだけでミスが多くなる
②については、部数を間違えないかと何度も数えなおしてしまう。
③については、何を優先すべきなのかと悩んでいるうちに時間がたってはかどっていない。
こんな風に、分析されていました。
多分、真面目で几帳面な性格。
相手に言われた言葉からさらに相手の心情(意図)までを考えてしまって、気持ちが重たくなってしまうと話されました。
常に相手の言動が気になって仕方ない
(どうしてあの場面で言われたんだろう。)
(わざわざ時間指定されたのは、いつも私の作業が遅いと感じているからかも)
(優先を強調されたのは、私の段取りが悪いと思われているのかな)
こんな風に考えだすと、もう居ても立っても居られない感情に押しつぶされそうになる。
事実を見る
相手の気持ちは相手にしかわからない。
告げられた事実はシンプルに
①「15時までには仕上げ頼むよ」
②「明日の資料は、50部で」
③「優先を考えて進めて」
と、言うことだけです。
自分の受け止め方を少しシンプルに事実だけに着目すれば、随分楽になるとお伝えしました。
相手の心情予測は、自分の価値観のもとで自分が判断していて、相手がどう考えているかなんて、図り知れないのです。
こういうケースが世の中には多くあります。
シンプルに事実だけにフォーカスする!
とりあえず、これで決まり!
今年も楽しく過ごしましょう(^^♪