秋の夜長のカウンセラー
フラワーショップに、コスモスが並び始めました。
秋分の日を目前に、秋めいてきたこの時期に今日はおすすめの1冊をご紹介!
小学生の教科書にも登場する「わすれられないおくりもの」
子どもだけではなく、まずは大人に手に取って欲しい1冊です。
まわりの仲間に慕われ続けていたアナグマが、年をとって死を迎える前に
それぞれの友だちとの思い出を振り返り、身体がなくなっても、心は残ることを実感します。
アナグマのまわりで、一緒に過ごした仲間は、それぞれにアナグマが自分のために残してくれた
出来事を思い出していきます。
別れたあとに、それぞれの宝物となるように、アナグマはひとりひとりに知恵や工夫を伝えています。
子育て中の保護者の方に向けても、人間の生き方、母親、父親としての子どもへの声掛けや接し方など、
参考になる部分がちりばめられています。
子どものことを思うあまり、気がつけば気持ちばかりが先行していて、
子育ての本質を忘れてしまっていること、ありませんか。
親と子どもの心のサポートを続けていると、
タイミングを見ながら、少しずつ軌道修正が必要な時期があると、それぞれの想いを聞くたびに強く感じます。
心が育つ、かかわり方。
お母さんが穏やかに過ごすためにも、まずは自分の時間を持ち、本当に自分が優先したいことについて、
考えて欲しいと思っています。
忙しいお父さんにも、お母さんにも、
秋の夜長にぜひ、一読して欲しいと思います。