心の中の解放
先日。
新年会での友人の知り合いとの会話。
(私は初対面でした・・。)
上のお兄ちゃんは、4歳の誕生日月から、スイミングをスタートさせた。
3つ違いの弟が3月が来ると4歳になるので、同じようにスイミングを・・と、
思っているのだが、どうしても行きたくない!!の一点張り。
兄弟分け隔てなく、同じように育ててやりたいのに・・。
「分け隔てなく・・?」
「…。」
どうして同じ習い事を同じ時期から、スタートさせることが、分け隔てなくなのか・・。
少し疑問に感じましたが・・。
その方自身も、心の中に少しの葛藤を抱えながらモヤモヤ感が広がっている様子・・。
では、まずはお兄ちゃんと弟の性格について、
感じていることを書き出してみませんか。
待ち合わせメンバーが揃うまでのわずかな時間を利用して、
さりげなく問いかけてみました。
【お兄ちゃん】
① 最初はおとなしかったが、サッカー教室やスイミングに通ううちに活発になった。
② 食べることにも興味があり、よく食べる。
③ 今も、サッカーとスイミングを継続中。
④ 日頃は、今していることに集中ができず、そのあとにすることを気にしている感じがする。
【弟】
① パズルや積み木遊び、絵本を読んだり、図鑑を見るのが好き。
② 絵を描くことが上手で、観察力がある。
③ 運動系には、今のところ興味がなさそう。
④ ひとつひとつの行動がスローペース。
こんな報告。
この方、2人のこと、よく見ておられます(^_-)-☆
どちらかといえば、上の子と下の子が逆のパターンは非常に多いですよね。
でも、話を聞いていくうちに、
お父さんが、長男が生まれた時に
「男の子は、やっぱりスポーツができた方がいい‼!」
と、土日の休日には、自分が率先してサッカーやスイミングに通わせ始めたことが判明。
休日は今もお兄ちゃんにつきっきりで、公園に連れて行っては、身体を動かしている。
反面、弟については、最初に嫌がったこともあり、それ以後お母さんにまかせっきり‥とのこと。
このお母さんからの報告をきいて、
「同じように‥」は、本当に必要だと思いますか。
どちらがいいとかではなく、その子に合わせた寄り添い方があるのではないでしょうか。
そう感じましたが、この時点では、あえて何もお伝えしませんでした。
お母さんに書き出したメモを、もう一度読み返していただきました。
すると不思議なことに・・・。
お母さんから、
「なんだか、一緒じゃなくてもいいんじゃないかと思えてきました・・。」
との回答。
「なんだかわからないですが、スッキリしました!」
明らかに話し始めた時とは、声のトーンが変わっています。
温かいルイボスティーをご一緒したあと、笑顔スッキリ(^_-)-☆
子育ての中から、大人が発見することがいっぱいありますね。
誰かに話をすることで、一歩前に進めるシーンがたくさんあるように感じています。