傾聴
「どうしてわからなのでしょう。」
「だからちゃんと説明したのに‥。」
「人の言うこと聞かなくて・・。」
カウンセリングでは、みなさんそれぞれの思いがあふれ出てきます。
子どものことを考えない親はいません。
我が子が少しでも良くなるようにと、溢れる思いは次々と顔をのぞかせます。
しかし・・。
「ちょっと待った!」
子どもにも子どもの思いがあるとは思いませんか。
まずは、傾聴。
子どもの思いを聞く環境を整えてみて下さい。
大人は自分のものさしで、子どもの行動を見てしまいがち・・。
大人は、これまでに多くの経験があり、その経験値からいとも簡単に指摘してしまいます。
子どもにも、それなりの理由がしっかりとある場合があります。
「だって・・。」
「だってじゃないでしょ。」
お母さんの聞く耳は、忙しさと疲労感のため、閉鎖中・・。
こんな方も多いのではないでしょうか。
人に話を聞いてもらうと、それだけですっきり・・なんて、経験はありませんか。
「だって・・。」
そのあとに続く子どもの話は、大人の感情にかき消されてしまっています。
「全然話を聞かなくて・・。」
案外子どもも、同じことを感じているかも知れませんよ!
人の話を聞くためには、自分にゆとりの心が必要です。
まずは、傾聴。
子どもは、話を聞いてくれるお母さんを求めています・・。