見えないからこそ耳を澄まして

ようやく9月に入りましたが、まだ少し夏も頑張っていますね。
でも着実に季節は進んでいます。

感じてみて下さいね。

心の中の疲労は、まず自分が第一発見者

転んだり、ケガをしたりするとすぐに外傷として自分にも他人にも見えるので、そばにいる人がすかさず対応してくれますね。

もちろん、自分自身でも目で確認できる外傷は、応急処置をすることが出来、傷が大きくなるのを防ぐことは可能です。

また、見えるものに対しては色々な対処の選択肢もあって、どのような方法で治療するかを選択することだってできますね。

でも・・・。

残念ながら、心の中はと言うと、自分自身にも明確に外傷部分が把握できなかったりすることが多いので、どのようにすれば心が晴れやかになってくるのかと模索しながらの日々を過ごす期間が長くなったりします。

でも、自分自身の「小さな違和感」が心の疲労のサインとなって、現れていることがあります。
まずは、「小さな違和感」をスルーしてしまわないようにしたいですね。

例えば、
■いつもなら、仕事終わりの買い物で甘いものを楽しみにしていたのに、最近はそれを選ぶことすらめんどくさい
■最近、笑うことが少なくなった
■少しのことでイライラしてしまう
■わけもなく悲しくなる・・。
■夜、寝つきが悪い
などなど・・。

自分自身でキャッチできるサインが、結構あります。
自分をいたわれるのは、最初はやっぱり自分なのです。

だからこそ、サインを見つけた時は、ぜひ書き留めておいて欲しいと思っています。

外傷も小さければ早く完治する

小さなうちに自分の声をキャッチできるようになると、とっても疲れてしまう前に、大きくならないための行動を起こすことが可能になります。

自分を大切にすることに目を向けられるようになると、自分の小さな変化にも気づくのがはやくなってきます。

まずは、自分だけに注目すること。
好きなことや、いまからしてみたいことなど、自分のことを考える時間を増やしていきましょう。

そのあと、少し落ち着いてきたら仕事や人間関係子育てなどとの関りを少しずつ自分の中に取り込む作業に移っていきましょう。

自分に余裕がなければ、物事を考えながら進むことは難しい

まずは、自分を大切に。
自分の声を自分で聴いて、会話してみて下さいね。

暑かった季節から秋に向かう今。
誰かに話したくなったら、良ければいつでもお待ちしていますよ。

ではまた次回。