ストレスはあなたの受け止め方次第で大きく違うということ

寒暖差はありますが、季節は秋になりました。
温かいお茶と和菓子が美味しくなりましたね。

自分自身で小さな変化を起こしてみよう

ここのところカウンセリングにお見えの方が増え、暑かった夏から秋の風を感じた途端に不調を感じる方が多くなりました。

夏のにぎわいから一転、どこかしら物悲しくなってしまって・・と話される方の多くが、自分のペースを保つことが難しくなっていらっしゃいます。

ご相談に来られる方の大半は、「変化」に対して対応が苦手な方。
季節の変化もあれば、環境の変化や生活リズムの変化など、人によって様々ではありますが、変わり目の時に少し戸惑いを隠せない方。

変化を楽しむ・・とまではいかなくとも、小さな変化を少しずつ受け入れられるようになれば、抱え込むストレスはかなり軽減されます。

そんな風に生活を送るためには、まず自分自身で小さな変化を作ってみて下さい。

他者からの影響で変化が起これば、ストレスは拡大してしまいます。
だからまず、自分自身で小さな変化を起こしてみて下さい。意図的に・・。

■いつも起きてからのルーティーンの順番を入れ替える
■食事をする座る場所を変えてみる
■いつもと違う食器を使うetc

どんなことでもいいので、少し変えてみて下さい。

当然、どんなに小さくてもこれまでとは違うので、多少の違和感を感じます。
でも、その変化を受け入れて処理できる力をつけてみて欲しいと思います。

たとえば、座る場所が変わっただけで、目に入ってくる景色は違いますよね。
そこに座ったからこそ、新しい発見があるかもしれません。

それを楽しんでみて下さい。

自分で起こした変化なので、そんなに大きなストレスにはなりません。

徐々にそうやって変化の練習を積んでみて下さい。
一緒じゃなくても不安になる必要など、なくて大丈夫なんですよ。

自分の好きなものを周りに集めてみて

幼い子がずっと同じタオルケットが手放せない。
いつもお気に入りの人形と一緒にお出かけする。

これは、子どもなりに自分自身で気持ちが安定できるアイテムを見つけているからにほかなりません。

気持ちを安定させるアイテムは、それぞれに違います。

貴方には、そんなアイテムがありますか。

おぎゃ―と生まれて、そこからは残念ながらストレスを受けずに生活していくことは不可能です。
でも、ストレスと捉えるか、変化を受け入れられるように自分の捉え方を変えるかで、大きな違いが生まれているのです。

まずは、子どもの頃のように安定アイテムをあなたのそばに集めてみて下さい。
自分の生活圏に好きなものをそろえてみて下さい。

これ、かなりお勧めのストレスに強くなる対処法なんですよ。

自分にゆとりがあれば、受け止め方は全く違ってくる

(どうして○○さんは、あんな言い方をするのだろう・・。)
(普通は、急にそんなこと言われたって、出来るわけないよ。)

あなたにゆとりがあれば、相手はあなた(自分)とは考え方が違う人なんだという理解が出来、自分のストレスに繋がることは少なくなってきます。

自分に余裕がないと、どんどん自分でストレスをため込んでしまいます。
ストレスは、起こった事象に対してのあなた自身の受け止め方次第で、その大きさが決まっています。

秋は心地の良い季節。
ぜひぜひあなたの好きなものに囲まれて過ごしてくださいね。

では、また。